モビリティナビ、産業用ドローン普及に向け、本格稼働
カテゴリー:リリース
5月10日、ドローン専用の大型屋内練習場と燃料電池(FC)-有線給電のドローンベースカーの初公開
株式会社モビリティナビ(本社:三重県津市、代表取締役社長 竹林憲明)は、5月16日(火)、ドローン専用施設「Mobi-Navi DOME(モビナビドーム)」を津駅徒歩5分圏に開業いたします。ドローン専用の屋内練習場としては国内最大級*の規模で、国家資格(操縦ライセンス制度、22年12月施行)に対応したドローンスクール「Mobi-Navi DRONE SCHOOL(モビナビドローンスクール)」も同日開業します。*当社調べ
5月10日(水)〜13日(土)はオープニング期間として、初日は三重県知事および津市長にご来臨を賜り、テープカットを行う予定です。また当社が正規代理店を務める産業用ドローン「PRODRONE」「ACSL」、米国製「Skydio」のデモフライトのほか、カーボンニュートラルに対応した基地車両「DRONE BASE CAR(ハイエース・MIRAIの特装車/トヨタ車体株式会社、株式会社東海特装車、三重トヨタ自動車株式会社での協業により製作)」を初公開し、燃料電池からの有線給電、離発着、ドローンデータ受信等の実演を行います。翌日以降の内覧会・一般公開では、インストラクターの指導のもと、産業用ドローンの操縦体験の機会を提供します。
営業概要
施設名称 | Mobi-Navi DOME(モビナビドーム) |
所在地 | 三重県津市桜橋3丁目401 |
電話番号 | 059-269-5601 ※5月8日より利用可 |
施設・スクール開業日 | 2023年5月16日(火) |
営業時間・定休日 | 9:00~19:00(予定)・年中無休 |
公式ホームページ | https://mobi-navi.jp |
施設概要
練習場総面積(飛行可能総面積・高) | 806.47㎡(598㎡・11m) |
練習場1区画面積・区画数 | 149.5㎡・4区画 |
利用料(機体レンタル無) | 2,000円(30分1区画)※税込 |
利用料(機体レンタル有) | 4,000円(30分1区画)※税込 |
展示製品 | PRODRONE,ACSL,Skydio* |
駐車場 | 5台(内1台は優先駐車場) |
オープニングスケジュール
※記載の時間等はあくまで目安です。当日の運営状況により予告なく変更になる場合がございます。
オープニングセレモニー(ご招待客および報道関係者様)
5月10日(水)
14:00〜14:20 テープカット
[ご来臨]
三重県知事 一見 勝之様
津市市長
PRODRONE 代表取締役社長 戸谷 俊介様
ACSL 代表取締役社長 鷲谷 聡之様
FLIGHTS 代表取締役社長 峠下 周平様 *Skydio代理店
14:20〜14:40 ドローン各社プレゼンテーション&デモフライト
14:40〜15:00 モビリティナビ、ドローンベースカー プレゼンテーション
15:00〜16:00 操縦体験 ※希望者(当日整理券を配布)
内覧会(ご招待客)
5月11日(木)
10:00〜12:00 1部 操縦体験 ※希望者(当日整理券を配布)
13:00〜15:00 2部 操縦体験 ※希望者(当日整理券を配布)
一般公開日
5月12日(金)
10:00〜17:00 法人のお客様
5月13日(土)
10:00〜17:00 個人のお客様
駐車場について | オープニング期間中は、公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください
◉お問い合わせ
(株)モビリティナビ
e-mail:info@mobi-navi TEL:059-269-5600
担当:水谷
三重トヨタのグループ企業として
「地域モビリティに貢献する」を旗頭に起業
産業用ドローンの販売・人材育成・導入支援
三重トヨタのグループ会社として2022年3月1日に創立したスタートアップ企業です。
同年12月19日より営業を開始しました。
製品情報は公式ホームページの「ドローン販売」をご確認ください。
https://dronesale.mobi-navi.jp/
MISSION 中空革命
地上150mの視界にある空や屋内空間、空洞などを中空(なかぞら・ちゅうくう)ととらえ、今まで使われてこなかった中空を利活用領域に激変させる「革命」を起こすことを私たちの使命(パーパス)とする。
VISION 空の未来のクリエイター
VALUES
商売の基本姿勢 三方よしの精神で地域モビリティに貢献する
ビジネス領域 ドローン導入をヒト・モノ・コトでトータルに支援する
人材育成 素直・謙虚・感謝の心を育てる
◉代表者メッセージ
地域モビリティに貢献を。
空飛ぶロボット、無人航空機であるドローンが新産業として注目を集め始めたのは2010年代前半のことです。以来、国内でもさまざまなベンチャーが設立されるなどドローン市場は徐々に拡大を続けています。そして空撮のほか、工場や建築現場、大型建造物などの点検・測量・監視や、農業用の生育管理や農薬散布、災害時の自治体による情報収集なども行われるようになりました。
2020年9月、国内のドローン産業を取り巻く状況に大きな変化が訪れました。政府から公表された「政府機関等における無人航空機の調達等に関する方針」です。政府調達のドローンはセキュリティ上懸念のない機体を選定することが示されました。そこで注目されたのが日本国内で設計製造する「国産ドローン」です。国土交通省では、ドローンの飛行形態を、目視内で操縦飛行するレベル1、目視内で自動/自律飛行するレベル2、無人地帯で目視外飛行を行うレベル3、そして都市を含めた有人地帯で目視外飛行を行うレベル4に分けていますが、レベル3とレベル4は、目視外である以上、自動/自律飛行を実現する必要がある上に、飛行ルートにおける何らかの障害物との衝突回避機能や、長距離を飛行できるだけの航続性能なども求められます。
そしてこの2022年12月5日、「レベル4」における無人航空機を飛行させるのに必要な技能(知識及び能力)を有することを証明する資格制度「無人航空機操縦者技能証明制度」が施行されました。これにより有人地帯の目視外飛行も実証実験から本格的な運行のフェーズへ。ドローン物流や発災時の救援のほか、建造物の調査や輸送など、ドローン輸送の本格化を見据えた運搬能力の大きいドローン、そして2025年大阪・関西万博での空飛ぶクルマの実現にも関連し、期待が高まっています。
株式会社モビリティナビは、このような時代背景から「地域モビリティに貢献する」を旗頭に掲げて創業しました。母体は、三重トヨタ自動車株式会社(1942年創業)を傘下に持つMTホールディングス株式会社です。当社はドローンを空のモビリティととらえ、未来の交通インフラに欠かせないドローンの販売と保守メンテナンスをビジネスの中核にしています。創業から80年を数える自動車販売業の‥売る・直す・お付き合いする‥ビジネスに寄り添うFace to Faceの営業で培ったノウハウを投入し機体やサービスの普及に貢献したいと考えています。それには高いスキルを有する技能者の増加も求められます。そのため操縦者を育成するドローンスクールと技能訓練を行える屋内練習場(Mobi-Navi DOME)を建設。さらにドローンに燃料電池(FC)から有線給電をする基地車両(ドローンベースカー)をトヨタ車体様、東海特装車様、三重トヨタ自動車の協業により製作、この5月より実証運用してまいります。
陸からレベル4の中空へ。次世代の「ヒト・モノ・コト」に果敢に挑戦し、新しいモビリティ社会に貢献していきます。
株式会社モビリティナビ
代表取締役社長 竹林 憲明
■ドローンスクール事業
ドローンの国家資格、「二等無人航空機操縦士」取得に向けた4コース
ドローン操縦に関連する資格としては民間のスクールが独自に認める民間資格のみが存在していましたが、2022年12月より無人航空機を飛行させるために必要な技能(知識及び能力)を有することを証明する資格制度(国家資格)として、「無人航空機操縦者技能証明」制度がスタートしました。この技能証明は「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」の2つに区分され、等級により特定飛行に該当する飛行を行う際の第三者の立入管理措置の必要性や飛行許可・承認申請の要否が変わりました。
モビナビドローンスクールでは、二等無人航空機操縦士取得に向けた4コースを提供。二等操縦者技能証明以上を取得することによって飛行許可・承認申請が必要だったカテゴリーⅡ飛行の一部を、許可・承認不要で飛行することができます。
特徴
- 用途目的に合わせて選べる4つのコース設定
- 学科はeラーニングで自由な時間に受講
- 天候に左右されない専用の屋内練習場
- 通いやすい好立地(津駅から徒歩5分)
コース
- 二等初学者(昼間コース)
- 二等経験者(昼間コース)
- 二等経験者(夜間コース)
- 自主練10時間コース
詳細情報
https://droneschool.mobi-navi.jp/
■基地車両(ドローンベースカー)
MIRAI(10系,20系)
HIACE(200系)
・DRONE BASE CAR 企画:株式会社モビリティナビ・三重トヨタ自動車株式会社 設計製作:トヨタ車体株式会社・株式会社東海特装車
ドローンの「移動する基地」、懸案の長時間飛行やSDGsの課題にも対応
遠隔操作による無人飛行が可能なドローンは、災害時の救援活動や状況把握活動において大きな意義を持ちます。しかし充電した電気で飛行するドローンは、そのバッテリー容量以上に飛行することができません。そのため、小型でバッテリー容量が少ない機種の場合、短時間で帰還し、頻繁に充電する必要が生じます。
MIRAI(燃料電池/FC)ドローンベースカーは、電気を外部給電機で取り出し、有線給電によりドローンの課題である長時間飛行を可能にします。HIACEドローンベースカーは機体運搬のほか、操縦や迅速な対応ができる基地局として活用します。広い荷室にはヘルメットをはじめ、作業に必要な装備を格納できるスペースを設け、PC用デスクやモニターを配置しました。ドローンデータの収集から解析、受発信まで機動的なオペレーティング作業をサポートします。
MIRAI(FC)+HIACEのDRONE BASE CARで、給電・ドローン発着・移動する基地機能をパッケージ化することにより、緊急時、災害時にも迅速な対応を可能にします。
以上